【PR】本記事には広告リンクが含まれます。掲載している料金、対象プラン、WordPress導入画面、SSL仕様は2026年8月13日にさくらインターネット公式で確認しています。
さくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ」でWordPressを始める場合は、WordPress対応プランを契約し、独自ドメインとSSLを準備してから、サーバーコントロールパネルの「クイックインストール」を使う流れが基本です。
エックスサーバーやConoHa WINGのように申込フォーム内ですべてを一括設定する方式とは異なり、契約後のコントロールパネルでドメイン、SSL、WordPressを順番に整えるのがポイントです。この記事では、初めての1サイトを公開するために必要な操作だけをまとめます。
申し込み前に準備するもの
最初に、サーバー契約とWordPress設定で必要になる情報を整理します。
- さくらインターネット会員登録に使うメールアドレス
- 支払い方法
- 利用する独自ドメイン
- WordPressのサイトタイトル
- WordPress管理者ユーザー名
- 管理者パスワード
- WordPressから通知を受け取るメールアドレス
すでに他社で独自ドメインを持っている場合も利用できます。その場合は、ドメインをさくらのレンタルサーバへ追加し、DNSやネームサーバーの向き先を設定する作業が必要です。ドメイン取得そのものの選び方は、サーバー設定と切り分けて考えます。
さくらのレンタルサーバを契約する
WordPressを使うなら、ライトではなくWordPressとMySQLに対応したプランを選びます。公式の機能表では、スタンダード、ビジネス、ビジネスプロ、マネージドなどがWordPressのクイックインストールに対応しています。
初めてブログや一般的なホームページを1つ作る用途なら、まずスタンダードで必要条件を満たすか確認すると分かりやすいでしょう。2026年8月13日時点のスタンダード料金は次のとおりです。
| 支払い期間 | 支払額 | 月額換算 |
|---|---|---|
| 毎月払い | 660円/月 | 660円 |
| 12ヶ月一括 | 6,600円 | 550円 |
| 24ヶ月一括 | 12,936円 | 539円 |
| 36ヶ月一括 | 18,000円 | 500円 |
初期費用は無料で、対象プランには14日間のお試し期間があります。長期契約ほど月額換算は下がりますが、最初から長期契約にする必要があるとは限りません。用途、予算、継続期間を決めて総額で比較してください。
他社を含むサーバー比較はWordPressのレンタルサーバー比較にまとめています。
独自ドメインとWeb公開フォルダーを設定する
独自ドメインでWordPressを公開する場合は、WordPressをインストールする前にドメインをサーバーへ設定します。さくらで取得したドメインと他社で取得したドメインでは、DNS設定の流れが異なるため、取得元に合う公式手順を選びます。
特に確認したいのは「このドメインを、サーバー内のどのフォルダーへ表示するか」です。別サイトの公開フォルダーと重ならないようにし、WordPressを入れる場所を明確にします。
- サーバーコントロールパネルへログインする
- ドメイン設定から利用する独自ドメインを追加する
- Web公開に使うフォルダーを確認する
- 他社管理ドメインなら必要なDNS・ネームサーバー設定を行う
- 独自ドメインでサーバーへ到達できるか確認する
DNS変更後はインターネット全体への反映に時間がかかることがあります。設定直後に表示されないからといって、何度も設定を変えず、DNSの向き先と反映状態を確認します。
無料SSLを設定する
https://でWordPressを公開したい場合、公式マニュアルではWordPressのインストール前にSSLを設定しておく方法が案内されています。独自ドメインでは無料SSLとしてLet’s Encryptを利用できます。
- 対象ドメインがさくらのレンタルサーバへ向いていることを確認する
- サーバーコントロールパネルでSSL設定を開く
- 対象の独自ドメインを選ぶ
- 無料SSL(Let’s Encrypt)を申し込む
- 設定完了後、
https://でアクセスできるか確認する
無料SSLの発行にはドメイン認証が必要です。DNSがまだ別サーバーを向いていると通常の申請が通らない場合があります。移行中のサイトには別の上級者向け手順もあるため、新規開設とサーバー移行を混同しないようにしてください。
クイックインストールでWordPressを始める手順
ドメインとSSLの準備ができたら、WordPressをインストールします。2026年8月13日時点の公式マニュアルでは、コントロールパネルの「Webサイト/データ」から「WordPress」へ進み、「クイックインストール」を選択します。
- サーバーコントロールパネルへログインする
- 「Webサイト/データ」→「WordPress」を開く
- 「クイックインストール」を選ぶ
- インストール先URLとデータベース設定を確認する
- サイトタイトルを入力する
- WordPress管理者のユーザー名とパスワードを入力する
- 受信可能なメールアドレスを入力する
- 検索エンジン表示の設定を確認する
- ライセンス・利用規約を確認して作成する
コントロールパネルへメールアドレスでログインすると一部設定項目が表示されない場合があるため、公式マニュアルどおり初期ドメインまたは追加済みドメインを使ったログイン方法を確認します。
インストール先を間違えると、example.com/wp/のように意図しない階層へWordPressが入ることがあります。URLと公開フォルダーを確認してから作成してください。
申し込み後にWordPressへログインする
クイックインストールで作ったWordPressは、サーバーコントロールパネルの「Webサイト/データ」→「WordPress」にある管理中サイト一覧から確認できます。そこからWordPress管理画面へ移動することもできます。
通常は、設定したURLの/wp-admin/がログイン画面です。インストール時に決めたWordPressユーザー名とパスワードでログインします。
ログイン後は、サイトを別ウィンドウで開き、次を確認してください。
- 独自ドメインで表示されている
- HTTPS接続になっている
- サイトタイトルが正しい
- WordPress管理画面へ再度ログインできる
開設直後に最低限確認すること
サーバー側の設定が完了しても、WordPressの基本設定は別です。公開前に最低限、一般設定、タイムゾーン、パーマリンク、更新状態、バックアップを確認します。
詳しい設定手順はWordPressの初期設定へ分け、本記事ではさくらのレンタルサーバ上でWordPressが正常に動作していることの確認を優先します。
また、サイトのバックアップ&ステージング機能を使う場合は、対象プランと現在の仕様を公式情報で確認し、WordPressのバックアップ方法と役割を分けてください。
インストール・URL・表示トラブルの確認方法
WordPressのメニューがコントロールパネルに見つからない
まず契約プランを確認します。ライトはWordPressのクイックインストール対象ではありません。また、コントロールパネルへのログイン方法によってドメイン等の設定項目が表示されない場合があります。
独自ドメインで表示されない
ドメインをサーバーに追加しただけでなく、DNSがさくらのレンタルサーバへ向いているか確認します。設定直後なら反映待ちの可能性もあります。別サーバーのサイトが表示される場合は、DNSを先に疑います。
HTTPSで開けない
無料SSLが発行・設定済みか、対象ドメインが正しいかを確認します。Let’s Encryptの認証にはドメインの向き先が関係するため、DNS設定が完了していないと発行できないことがあります。
インストール後にURLが想定と違う
WordPressを入れたディレクトリとドメインのWeb公開フォルダーを確認します。公開済みURLを安易にWordPress管理画面で書き換えるとログイン不能になる可能性があるため、インストール場所を確認してから修正します。
既存サイトを移したい場合は、新規インストールの手順ではなくWordPress移行ガイドを使って、ファイル・データベース・DNS・SSLをまとめて切り替えます。
料金と向いている人を確認する
さくらのレンタルサーバは、WordPress対応のスタンダードを36ヶ月一括で契約すると月額換算500円、12ヶ月一括なら550円です。毎月払いも選べるため、長期前払いを避けたい人にも選択肢があります。
向いているのは、次のような人です。
- 契約後にドメイン・SSL・WordPressを順番に理解しながら設定したい
- 毎月払いと長期一括を比較して選びたい
- 14日間のお試しでサーバー管理画面を確認したい
- WordPress以外のサーバー機能も同じ環境で使いたい
反対に、サーバー申込フォーム内でドメイン取得からWordPress設置まで一度に完了させたい人は、他社の一括セットアップ方式も比較すると違いが分かります。
よくある質問
クイックインストールでWordPressを利用する対象プランにライトは含まれていません。WordPressを使う場合はスタンダード以上など、公式機能表で対応しているプランを選びます。
可能ですが、公式マニュアルではhttps://で公開したい場合、インストール前にSSLを設定しておくと簡単にSSL化できると案内されています。新規開設なら先にドメインとSSLを整えると分かりやすいです。
使えます。ドメインをさくらのレンタルサーバへ追加し、取得元側で必要なDNS・ネームサーバー設定を行います。現在公開中のサイトがある場合は、切替タイミングに注意してください。
まとめ
さくらインターネットでWordPressを始めるときは、WordPress対応プランを選び、独自ドメイン、無料SSL、クイックインストールの順で設定すると整理しやすくなります。スタンダードは毎月払いにも対応し、14日間のお試しで管理画面を確認できます。
申込後は「Webサイト/データ」→「WordPress」からインストールし、独自ドメインとHTTPSで正常表示できることを確認してください。既存サイトの移行やWordPress全般の初期設定は別工程として分けると、安全に公開まで進められます。
