WordPressのプライバシーポリシーに何を書き、どう設定すればよいか迷っていませんか。
WordPressには、専用の固定ページを作成・指定する機能があります。ただし、用意される文章は完成品ではありません。お問い合わせフォームやアクセス解析など、サイトが実際に扱う情報に合わせた編集が必要です。
この記事では、必要な記載項目、作成前の確認、WordPressでの設定方法、公開後の見直し方を解説します。内容は一般的なサイト運営を想定しています。個別の法的判断が必要な場合は、弁護士などの専門家へ確認してください。
本記事は2026年7月時点の情報を基にしています。法令や各サービスの規約は変更されるため、実際の作成時には個人情報保護委員会や各サービスの最新情報も確認してください。
WordPressにプライバシーポリシーが必要な理由
個人情報を取り扱う事業者は、その利用目的を本人へ通知または公表する必要があります。お問い合わせフォームなどを通じて本人から直接取得する場合は、原則として取得前に利用目的を明示しなければなりません。
プライバシーポリシーは、これらの内容をサイト上で継続的に示す代表的な方法です。すべてのWebサイトに「プライバシーポリシー」という名称のページを置くことが、一律に法律で義務付けられているという意味ではありません。
WordPressを使っているかどうかだけでなく、誰が運営しているのか、何の情報を取得しているのか、どのように利用しているのかを基準に判断します。
プライバシーポリシーとは
プライバシーポリシーとは、サイト運営者が個人情報や利用者データをどのように取得し、何に使い、どのように管理するかを示す方針です。
主に、取得情報、利用目的、外部送信、保存期間、問い合わせ方法、Cookieやアクセス解析の利用について説明します。
氏名、住所、メールアドレス、電話番号に加え、Cookie、IPアドレス、閲覧履歴などの利用者データも棚卸しの対象にします。ただし、法令上の区分はデータの内容や、ほかの情報と照合できる状態によって異なります。
個人ブログや小規模サイトでも必要になるケース
運営規模や収益化の有無にかかわらず、お問い合わせフォーム、アクセス解析、広告などの利用状況によって、法令や利用サービスの規約に基づく表示・開示が必要になることがあります。
「個人ブログだから必ず法律上必要」「小規模なサイトなら不要」と単純には判断できません。運営主体、取得する情報、利用目的、使用する機能、サイトの対象地域などを確認する必要があります。
主な確認対象は次のとおりです。
- お問い合わせフォームやコメント
- メールマガジンや会員登録
- Googleアナリティクスなどのアクセス解析
- 広告やアフィリエイト
- 動画・地図・SNSの埋め込み
- 予約・購入・資料請求
- 外部の決済・予約サービス
サイトでどの情報が取得・送信されているかを調べたうえで、必要な表示や説明を整えましょう。
プライバシーポリシーと免責事項の違い
プライバシーポリシーと免責事項は、役割が異なります。
違いは次のとおりです。
- プライバシーポリシー:個人情報や利用者データの取り扱い
- 免責事項:掲載情報の利用によって生じた損害などの責任範囲
- 著作権・リンク方針:文章・画像の権利や引用、リンクの考え方
- 利用規約:サービスを利用するときの条件や禁止事項
これらを同じ固定ページへまとめることはできます。ただし、見出しを分けて、それぞれの目的が分かる構成にしてください。
会社概要やお問い合わせなど、ほかの基本ページとの整理は「ホームページに必要なページ」で確認できます。
プライバシーポリシーを作る前にサイトのデータを確認する
ひな形を探す前に、サイトが実際に扱っているデータを確認しましょう。文章を先に作るのではなく、現在の機能を棚卸ししてから書くことが重要です。
実際の制作現場では、お問い合わせフォームや解析ツールを追加したのに、プライバシーポリシーが古いまま残っていることがあります。機能と公開文面が一致していない状態を防ぐには、サービスを追加した時点で見直せる仕組みが必要です。
サイトが取得する情報を洗い出す
管理画面と公開ページを確認し、利用者から受け取る情報を一覧にします。
確認しやすい順番は次のとおりです。
- お問い合わせ・予約・申込フォームを確認する
- コメント欄や会員登録画面を確認する
- アクセス解析・広告の設定を確認する
- 埋め込み動画・地図・SNS機能を確認する
- 利用中のテーマとプラグインを確認する
- 外部の予約・決済・メール配信サービスを確認する
氏名やメールアドレスだけでなく、Cookie、IPアドレス、閲覧ページ、アクセス日時なども確認します。利用していない機能はひな形から削除し、実際に使用している機能を漏らさないようにしてください。
取得・利用・送信・保存の4項目で整理する
各機能を、次の4項目で整理すると分かりやすくなります。
- 取得:どの情報を受け取るか
- 利用:何のために使うか
- 送信:どの外部サービスへ送られるか
- 保存:どこに、どの程度の期間保管するか
たとえば、お問い合わせフォームなら、入力情報、回答目的、メールの送信先、WordPress内への保存の有無を確認します。
アクセス解析では、Cookieや閲覧情報、分析目的、データの送信先、保持期間を調べます。埋め込み動画や地図では、表示時にどの外部事業者と通信するのかを確認してください。
次のような表を作ると、記載漏れを発見しやすくなります。
| 使用機能 | 取得・送信される情報 | 利用目的 | 外部送信先 | 保存場所・期間 |
|---|---|---|---|---|
| お問い合わせフォーム | 氏名、メールアドレス、問い合わせ内容 | 問い合わせへの回答 | メールサーバー、フォームサービス | メール、WordPress管理画面など |
| アクセス解析 | Cookie、閲覧情報など | サイト利用状況の分析 | アクセス解析事業者 | サービスの設定による |
| コメント | 名前、メールアドレス、コメントなど | コメントの表示・管理 | スパム対策サービスなど | WordPressデータベースなど |
| 埋め込みコンテンツ | Cookie、IPアドレス、閲覧情報など | 動画・地図・SNS投稿の表示 | 埋め込み元の事業者 | 各サービスの仕様による |
実際の取得項目、契約サービス、保存方法に合わせて書き換えてください。
利用目的は具体的に書く
利用目的は、「サービス向上のため」のような広すぎる表現だけで済ませないほうが適切です。
たとえば、フォームで取得した情報なら、次のように目的を具体化します。
- お問い合わせへの回答
- 資料の送付
- 予約内容の確認
- 本人確認
- 不正利用や迷惑行為の防止
- 商品やサービスの提供に必要な連絡
- 希望者へのメール案内
ホームページの入力画面へ本人が情報を入力し、運営者が直接取得する場合は、原則として事前に利用目的を明示します。申込内容の確認など、取得時の状況から目的が明らかなケースには例外がありますが、新しいサービスの案内や提携先への提供などは自明とは限りません。
営業案内やメールマガジンにも使う場合は、お問い合わせへの回答とは分けて目的を示してください。
テーマ・プラグイン・外部サービスを確認する
WordPressのプライバシーポリシー作成支援は、WordPress本体や対応するテーマ・プラグインから参考文を集めます。しかし、すべての外部サービスを自動で検出する機能ではありません。
メール配信、アクセス解析、広告、予約システム、決済、埋め込み動画などは、WordPressの外側でデータを扱う場合があります。
WordPress公式も、標準の編集支援は作成の出発点であり、サイト管理者が適用法令や実際のデータ処理に合わせて内容を完成させ、最新の状態に保つ必要があると説明しています。
テーマ・プラグインの公式説明、外部サービスのプライバシーポリシー、実際の設定画面を照合してください。機能名だけで推測せず、分からない点は提供元へ確認します。
WordPressのプライバシーポリシーに記載すべき項目
WordPressのプライバシーポリシーには、サイトの運営者、取得情報、利用目的、外部送信、保存方法、問い合わせ窓口などを記載します。
すべてのサイトに同じ文章を入れるのではなく、次の項目から自サイトに該当する内容を選んでください。
運営者情報と問い合わせ窓口
ページの冒頭または末尾に、誰が情報を管理しているのかを示します。
一般的な記載項目は次のとおりです。
- サイト名
- 運営者名または法人名
- 個人情報に関する問い合わせ方法
- 制定日
- 最終改定日
住所や電話番号などの掲載範囲は、事業内容と適用される法律に合わせて判断します。個人情報に関する窓口は、通常のお問い合わせ先と共通でも構いません。
取得する個人情報と利用目的
取得する情報と利用目的は、対応関係が分かるように書きます。
たとえば、次のように整理できます。
- 氏名・メールアドレス:お問い合わせへの回答
- 住所・電話番号:商品の発送や予約内容の確認
- 会員情報:ログイン機能や契約サービスの提供
- IPアドレス・アクセス日時:不正利用の防止や運用上の調査
- アンケート回答:調査結果の集計やサービス改善
入力欄にある情報の目的は記載し、取得していない情報はひな形から削除します。
利用目的を変更した場合は、公開文面も更新してください。変更後の利用目的についても、本人への通知または公表が必要になる場合があります。
Cookie・アクセス解析・広告
Cookie(かんたんに言うと、ブラウザへ保存される小さな識別情報のこと)を使う場合は、利用目的や無効化方法を確認します。
記載候補は次のとおりです。
- Cookieを使用していること
- Cookieを使う目的
- 利用しているアクセス解析サービス
- 利用している広告配信サービス
- データが送信される事業者
- ブラウザ設定や公式機能による無効化方法
- 広告のパーソナライズに関する取り扱い
Cookieの一般的な説明だけで終わらせず、どのサービスで何のために使うかを書きます。利用していない広告・アフィリエイトの記載は削除してください。
お問い合わせフォーム・コメント
お問い合わせフォームでは、入力項目と利用目的を記載します。フォームプラグインがデータをWordPress内へ保存するのか、メール送信だけを行うのかも確認しましょう。
コメント機能では、名前やメールアドレスの入力設定、Cookieの利用、スパム対策サービスへの外部送信などを確認します。
コメント欄を無効にしている場合は、WordPressのひな形に含まれるコメント関連の文章も削除します。
外部サービスへの送信と第三者提供
Googleアナリティクス、動画埋め込み、SNS、地図、決済、予約などを使うと、利用者の情報が外部事業者へ送信されることがあります。
このとき、次の点を確認します。
- サービス提供者の名称
- 送信される可能性がある情報
- サービスを利用する目的
- 提供者のプライバシーポリシー
- 利用者が設定を変更できる方法
- データを保存する国や地域
外部送信と、個人データの第三者提供は常に同じ扱いになるとは限りません。契約関係、送信されるデータ、利用目的、送信先での取り扱いを確認してください。
保存期間と開示・訂正・削除
取得した情報を、いつまで保存するのかも整理します。
すべてを同じ期間にする必要はありません。次のように、情報の用途ごとに判断します。
- 問い合わせ履歴
- 契約・取引記録
- 会員情報
- コメント
- アクセス解析データ
- バックアップ
- セキュリティログ
内部では、情報ごとの削除基準も決めておきましょう。
WordPressには、個人データのエクスポートと消去を支援する機能があります。ただし、処理の対象はWordPress本体と対応プラグイン内のデータが中心です。外部の解析・配信サービスやバックアップ内の情報まですべて自動で処理されるわけではありません。
開示・訂正・削除などの申し出を受ける窓口と、本人確認の方法も決めておきます。
免責事項・著作権・リンクポリシー
プライバシーポリシーと同じページへ、次の内容を追加するサイトもあります。
- 掲載情報の正確性や完全性に関する免責
- 外部リンク先に関する免責
- 文章・画像の著作権
- 引用や転載の条件
- 肖像権への配慮
- リンクを設定する際の方針
サービスや取引条件に関わる事項は、必要に応じて利用規約へ分けます。
お問い合わせフォーム・アクセス解析との関係
お問い合わせフォームとアクセス解析を利用しているサイトでは、それぞれのデータ取得に合わせた説明が必要です。
フォームでは送信前の利用目的の明示、アクセス解析では利用サービスとデータ処理の開示が重要になります。
フォーム送信前に利用目的を確認できるようにする
ホームページ上の入力画面へ本人が情報を記入し、運営者が直接個人情報を取得する場合は、原則として利用目的を事前に明示する必要があります。
プライバシーポリシーをフッターへ置くだけでなく、フォームの近くから確認できるようにしましょう。
個人情報保護委員会のガイドラインでは、送信ボタンなどをクリックする前に利用目的が本人の目に留まるようにすることが望ましいとされています。利用目的を記載したページへ1回程度の操作で移動できるリンクやボタンも、明示方法の例に含まれます。
表示方法には、次のような選択肢があります。
- フォーム上部に利用目的を短く記載する
- 送信ボタン付近にプライバシーポリシーへのリンクを置く
- 必要に応じて同意チェック欄を設ける
- 営業案内など別の用途がある場合は明確に分ける
同意欄を置く場合も、何に同意するのか分かる文章が必要です。
フォームの入力項目、確認画面、送信後の通知、迷惑メール対策まで含めた作り方は「お問い合わせフォームの設置」で解説しています。
Googleアナリティクスの利用を明示する
Googleアナリティクスを利用する場合は、利用していることに加え、データが収集・処理される仕組みを開示する必要があります。これはGoogleの「プライバシーの開示に関するポリシー」に明記されています。
プライバシーポリシーでは、少なくとも次の内容を確認します。
- Googleアナリティクスを利用していること
- 利用目的
- Cookieなどを通じてデータが収集されること
- Googleによるデータ処理
- 利用者が無効化するための方法
- 広告向け機能を使用しているか
- データ保持期間の設定
Googleは、メールアドレスや個人の携帯電話番号など、Googleが個人を特定できる情報として認識できるデータをGoogleアナリティクスへ送信することを禁止しています。
フォームの入力内容、完了ページのURL、ページタイトル、イベント名、カスタムパラメータなどへ個人情報が含まれていないか確認してください。
Cookie・埋め込みコンテンツ・広告サービスを確認する
外部コンテンツを埋め込むと、自サイト内に表示されていても、外部事業者との通信が発生する場合があります。
確認対象になりやすい機能は次のとおりです。
- YouTube動画
- Googleマップ
- SNS投稿
- SNSシェアボタン
- Webフォント
- 広告タグ
- アフィリエイトリンク
- チャットツール
- 予約・決済ウィジェット
サービスの追加・削除に合わせて説明も更新します。Cookie同意バナーの要否は、利用するサービス、データの用途、対象地域、適用法令などに応じて確認してください。
WordPressでプライバシーポリシーを作成・設定する方法
WordPressでは、管理画面の「設定」から「プライバシー」を開き、新しい固定ページを作成するか、既存ページをプライバシーポリシーページとして指定できます。
作業は、文章の編集、固定ページの公開、サイト内からのリンク設定まで行って完了です。
「設定」からプライバシーポリシーページを作成する
WordPress管理画面で、次の順に操作します。
- WordPress管理画面へログインする
- 「設定」を開く
- 「プライバシー」を選ぶ
- 新規ページを作成するか、既存の固定ページを選ぶ
- ページ内容を編集する
- 固定ページを公開する
- プライバシーポリシーページとして指定されているか確認する
新規ページを作成すると、プライバシーポリシーの作成を支援する参考文が表示されます。ただし、その内容を自サイトの実態に合わせて修正してから公開してください。
WordPress公式も、参考文を適切に利用し、必要な情報を記載し、正確かつ最新の状態に保つ責任はサイト管理者にあると説明しています。
WordPressのひな形を自サイト用に書き換える
自動生成されたページを開いたら、不要な文章を削除し、不足する情報を追加します。
次の順で確認すると効率的です。
- 運営者情報と問い合わせ窓口を入力する
- 使用中のフォームに合わせて修正する
- コメント機能の使用状況を確認する
- Cookie・アクセス解析を追記する
- 広告・アフィリエイトを確認する
- 埋め込みコンテンツと外部サービスを追記する
- 保存期間や開示・削除の窓口を整える
- 免責事項・著作権を必要に応じて追加する
- 制定日または最終改定日を記載する
WordPressの編集支援は、プライバシーポリシー作成の出発点です。対応していないプラグインや外部サービスまで完全に反映するものではありません。
ひな形と実際のサイト機能を一項目ずつ照合することが欠かせません。
他サイトの文章をそのままコピーせず、自サイトの事実と利用サービスの公式情報に合わせて作成してください。
固定ページとして公開してフッターへ設置する
ページを公開しただけでは、訪問者が見つけられないことがあります。
WordPress公式は、プライバシーポリシーページへのリンクをサイト内へ表示する責任は管理者にあり、テーマによって自動表示への対応が異なると説明しています。
基本的には、全ページから到達しやすいフッターへリンクを設置します。
ブロックテーマでは「外観」の「エディター」からフッターを開き、ナビゲーションへ固定ページを追加します。従来型テーマでは「メニュー」やウィジェットを使う場合があります。
保存後は、パソコンとスマートフォンの公開画面でリンクを確認してください。
個人情報保護委員会は、利用目的の公表方法として、トップページから1回程度の操作で到達できる場所への継続的な掲載を例示しています。フッターは、この条件を満たしやすい代表的な設置場所です。
お問い合わせフォーム付近からも確認できるようにする
フッターに加えて、個人情報を送信するフォームの近くにもリンクを置きます。
よく使われる配置は次のとおりです。
- フォームの説明文の下
- 入力欄の下
- 同意チェック欄の文章内
- 送信ボタンの直前
リンク文言は「プライバシーポリシーを確認する」のように、リンク先の内容が分かる表現にします。
リンクがフォームから離れすぎていないか、スマートフォンでも送信前に認識できるか確認してください。
公開後にプライバシーポリシーを見直すタイミング
プライバシーポリシーは、一度公開して終わりではありません。サイトの機能やデータの使い方が変わったときに更新します。
WordPress公式も、内容を正確かつ最新に保つ責任はサイト管理者にあると説明しています。
プラグインや外部サービスを追加・変更したとき
次の変更を行ったら、プライバシーポリシーも確認してください。
- お問い合わせフォームの変更
- アクセス解析の導入・削除
- 広告やアフィリエイトの開始
- メール配信サービスの変更
- 予約・決済機能の追加
- SNSや動画の埋め込み
- スパム対策・セキュリティサービスの変更
- Cookie同意管理の導入
機能を停止した場合は、不要になった記載も削除します。
取得情報・利用目的・保存期間が変わったとき
フォームへ電話番号を追加した、問い合わせ情報を営業案内にも使うようになった、保存期間を変更したといった場合は、文章も更新します。
更新時には、次の項目を見直します。
- 取得する情報
- 利用目的
- 外部送信先
- 第三者提供
- 保存期間
- 問い合わせ窓口
- 制定日・改定日
変更内容によっては、既に情報を提供している本人への通知や、追加の対応が必要になる場合があります。
WordPressの個人データ機能と実際の運用を照合する
WordPressには、個人データのエクスポートと消去を支援する機能があります。
管理画面の「ツール」から、本人確認用メールの送信や、WordPress内にある対応データの処理を行えます。
ただし、外部サービス、バックアップ、対応していないプラグインのデータは別途確認が必要です。消去機能を実行しても、すべての外部サービスやバックアップ内の情報が自動で削除されるわけではありません。
問い合わせに備え、本人確認の方法、外部サービス側の手続き、バックアップの取り扱い、保存が必要な記録、回答方法を決めておきましょう。
よくある質問
WordPressの標準ひな形はそのまま使えますか
そのままの公開はおすすめできません。WordPressの文章は作成支援用です。使用中のフォーム、解析、広告、埋め込み、テーマ、プラグインに合わせて追加・削除してください。
個人ブログにもプライバシーポリシーは必要ですか
運営規模だけでは判断できません。フォーム、コメント、アクセス解析、広告などの利用状況によって、法令やサービス規約に基づく表示・開示が必要になることがあります。
フッターにリンクするだけでよいですか
フッターは基本的な設置場所です。ただし、入力フォームから直接個人情報を取得する場合は、送信前に利用目的を確認できる文章やリンクも設置します。
お問い合わせフォームに同意チェックは必要ですか
すべてのサイトで一律に必要とは限りません。重要なのは、利用目的を送信前に明示することです。取得情報、利用方法、対象地域、適用法令に応じて同意欄の要否を判断してください。
プライバシーポリシーはnoindexにしてもよいですか
noindexは検索結果への表示を制御する設定であり、ページを非公開にするものではありません。設定の有無にかかわらず、利用者がサイト内から簡単に確認できる状態を保ってください。
プライバシーポリシーと免責事項は別ページにすべきですか
同じページでも別ページでも構いません。同じページへ掲載する場合は、見出しを分けて役割を明確にします。文章が長い場合や利用規約もある場合は、ページを分けると確認しやすくなります。
まとめ
WordPressのプライバシーポリシーは、標準のひな形をそのまま公開するのではなく、自サイトの機能に合わせて作成します。最初に、お問い合わせフォーム、アクセス解析、コメント、広告、埋め込みなどを確認し、「取得・利用・送信・保存」の4項目で整理してください。
そのうえで、取得情報、利用目的、Cookie、外部サービス、保存期間、問い合わせ窓口などを記載します。WordPressでは「設定」の「プライバシー」から固定ページを作成・指定できますが、フッターやフォーム付近へのリンクは別途確認が必要です。
公開後も、プラグインや外部サービス、取得情報、利用目的が変わったときに内容を見直しましょう。実際のデータ処理と公開文面を一致させ、法令や各サービスの最新情報を確認し続けることが大切です。



