WordPressはやめた方がいい?初心者が後悔しない選び方

WordPressはやめた方がいい?初心者が後悔しない選び方

「WordPressってやめた方がいいのかな……」と検索しているあなたは、きっと今ホームページ制作で迷っているのではないでしょうか。ネットで調べると「セキュリティが心配」「時代遅れ」といった声が目に入り、不安になるのは当然のことです。

でも安心してください。WordPressをやめた方がいいかどうかは、あなたの「目的」と「使い方」で決まります。すべての人にとって最良とは限りませんが、目的に合えば今でも非常に優れたツールです。

この記事では、WordPress制作のプロが「やめた方がいい人」と「向いている人」の特徴を正直にお伝えします。読み終わる頃には、あなたがWordPressを使うべきか、別のツールを選ぶべきかが、はっきり判断できるようになるはずです。

この記事を書いた人

Webデザイナー・Webコンサルタント
Web制作会社、Web担当者を経て独立。17年以上の実務経験で培った制作スキルとSEOノウハウを活かし、現在はSTARRY代表としてWordPressサイト制作・集客サポートを提供。ランサーズ認定ランサー。ランキング上位受賞多数。

目次

WordPressをやめた方がいいと言われる理由

WordPressをやめた方がいいと言われる背景には、いくつかの事実があります。ただし、どれも「致命的な欠点」ではなく、対策次第で解決できるものばかりです。まずは、よく指摘されるポイントを順番に確認していきましょう。

セキュリティ対策を自分で行う必要がある

WordPressは世界中で最も利用されているCMS(かんたんに言うと、Webサイトを管理・更新するためのシステムのこと)です。利用者が多い分、悪意ある攻撃の対象にもなりやすいという側面があります。

具体的には、WordPress本体やプラグイン(かんたんに言うと、機能を追加するための拡張ツールのこと)のアップデートを放置すると、セキュリティ上の弱点が残ってしまう可能性があります。実際の制作現場では、アップデートを数か月放置したことで不正アクセスを受けたというケースを目にすることがあります。

ただし、これは「定期的にアップデートする」「セキュリティ用のプラグインを導入する」といった基本的な対策で防げるものです。自分での対応が不安な場合は、保守管理をプロに依頼するという方法もあります。

定期的なメンテナンスや更新が欠かせない

WordPressは「作って終わり」のツールではありません。WordPress本体、テーマ(かんたんに言うと、サイト全体のデザインテンプレートのこと)、プラグインの3つについて、それぞれ定期的な更新作業が必要になります。

多くの制作案件で見てきた中で、「更新作業が面倒で放置してしまう」という方は一定数いらっしゃいます。更新を怠ると、表示の崩れやセキュリティリスクにつながる場合があるため、「継続的に手をかけられるか」は重要な判断ポイントです。

とはいえ、月に1〜2回程度の簡単な作業で十分対応できます。作業そのものは難しくないので、過度に心配する必要はないでしょう。

ノーコードツールに比べて操作の学習が必要

最近はWixやSTUDIOなど、コードの知識がなくても直感的にサイトを作れるノーコードツール(かんたんに言うと、プログラミング不要でWebサイトを作れるサービスのこと)が増えています。これらと比較すると、WordPressは最初にやや学習の時間が必要です。

たとえば、サーバーの契約、WordPressのインストール、テーマの設定など、最初に覚えることが複数あります。プロの視点では、初期設定さえ乗り越えれば日常の操作はシンプルだと感じますが、最初のハードルに不安を覚える方がいるのも事実です。

サーバーやドメインの契約が必要になる

WordPressを使うには、レンタルサーバー(かんたんに言うと、Webサイトのデータを置く場所を借りるサービスのこと)と独自ドメイン(かんたんに言うと、サイト専用のURL・住所のこと)の契約が必要です。費用としては月額1,000円前後が一般的な目安になります。

無料のホームページ作成ツールとは異なり、少額とはいえランニングコストが発生する点は、事前に理解しておく必要があるでしょう。ただし、事業用サイトとして本格的に運用するなら、この費用は十分に見合う投資と言えます。

では次に、こうした理由を踏まえて「具体的にどんな人がやめた方がいいのか」を見ていきましょう。

WordPressをやめた方がいい人の特徴

WordPressは優秀なツールですが、すべての人に最適とは限りません。以下の特徴に当てはまる場合は、別のツールを検討した方が満足度は高くなるでしょう。

無料でサイトを作りたい人

「費用をかけずにホームページを持ちたい」という方には、WordPressは最適ではありません。サーバー代やドメイン代が発生するため、完全無料での運用はできない仕組みです。

Wixやペライチなど、無料プランが用意されているサービスであれば、コストゼロでサイトを公開できます。ただし、無料プランにはデザインの制限や広告表示などの制約がある点は覚えておいてください。

短期間だけサイトが必要な人

イベントの告知やキャンペーン用など、「数週間〜数か月だけ使えればいい」という場合、WordPressはやや大がかりです。サーバー契約や初期設定の手間を考えると、期間限定のサイトには向いていません。

こうした用途には、すぐに作成・公開でき、不要になったら簡単に閉じられるノーコードツールの方が適しています。

サイトを作った後まったく更新しない人

「一度作ったら、そのまま何年も触らない」という運用方針の場合、WordPressのメリットを活かしきれません。WordPressの強みは、ブログやお知らせなどのコンテンツを「自分で更新・追加できる」点にあります。

実際の制作現場では、「作ったけど一度も更新していない」というWordPressサイトが放置されているケースを多く見かけます。更新しないサイトはセキュリティリスクも高まりますし、検索結果での評価も下がりやすくなります。更新の予定がない方は、静的なサイト(かんたんに言うと、更新機能を持たないシンプルなWebページのこと)の方が管理の手間がかかりません。

SEOやWeb集客に興味がない人

WordPressは、SEO(かんたんに言うと、Googleなどの検索結果で上位に表示されるための対策のこと)に強い仕組みを持っているのが大きな特長です。逆に言えば、「検索からお客さんを集める必要がない」「知り合いに見せるだけでいい」という場合、WordPressの強みを活かす場面が少なくなります。

名刺代わりのシンプルなページであれば、ペライチやWixの方が手軽に作れるでしょう。

ここまで「やめた方がいい人」を見てきましたが、当てはまらなかった方も多いのではないでしょうか。次は「WordPressが向いている人」の特徴を確認してみましょう。

それでもWordPressが向いている人の特徴

やめた方がいいケースがある一方で、WordPressが最適な選択肢となる場面は今でも非常に多くあります。以下の特徴に当てはまる方は、WordPressを前向きに検討してよいでしょう。

事業用のホームページを長期運用したい人

会社や店舗のホームページを「しっかり育てていきたい」と考える方には、WordPressが最もおすすめです。事業の成長に合わせてページを追加したり、デザインを変更したり、機能を拡張したりと、柔軟に対応できる点が大きな強みになります。

プロの視点では、長期運用を前提とした事業用サイトにおいて、WordPressほど「自由度とコストパフォーマンスのバランスがよいツール」は他にありません。

ブログやコラムで集客したい人

もともとブログツールとして生まれたWordPressは、記事の投稿・管理がとても得意です。お知らせの更新、コラム記事の発信、お客様の声の掲載など、コンテンツを定期的に追加していく運用スタイルにぴったり合っています。

SEO対策に役立つプラグインも充実しており、検索エンジンからの集客を重視する方にとって心強い環境が整っています。

デザインや機能を自由にカスタマイズしたい人

「テンプレート通りではなく、自分だけのオリジナルデザインにしたい」という方にも、WordPressは適しています。テーマを変更するだけで大幅にデザインを変えられますし、プラグインで予約機能やお問い合わせフォームなど、必要な機能を自由に追加できます。

多くの制作案件で見てきた中で、初心者の方でもテーマとプラグインの組み合わせ次第で、プロ品質のサイトを構築できた事例は多数あります。

では次に、WordPressのメリットをもう少し詳しく確認してみましょう。

WordPressのメリットを改めて確認しよう

「やめた方がいい」という情報に触れると、つい不安が大きくなりがちです。ここで、WordPressが世界中で選ばれ続けている理由を改めて整理しておきましょう。

SEO対策に強い仕組みが整っている

WordPressは、検索エンジンに評価されやすいサイト構造を標準で備えています。さらに、SEO対策用のプラグイン(たとえば「Yoast SEO」や「All in One SEO」など)を使えば、初心者の方でも記事ごとにSEO設定ができるようになります。

実際の制作現場では、「WordPressに変えてから検索順位が上がった」という声を多く聞きます。Webからの集客を考えるなら、WordPressのSEO適性は大きなアドバンテージです。

テーマとプラグインで機能を自由に拡張できる

WordPressには、無料・有料を合わせて数千種類のテーマと数万種類のプラグインが用意されています。たとえば、お問い合わせフォームの設置、スライドショーの追加、予約システムの導入など、必要な機能を必要なときに追加できます。

ノーコードツールでは機能の追加に制限があることも少なくありません。「最初はシンプルでいいけど、将来的に機能を増やしたい」という方にとって、WordPressの拡張性は非常に心強い特長です。

利用者が多く情報やサポートが豊富

WordPressは世界のWebサイトの約40%以上で利用されていると言われています(出典:W3Techs調査)。そのため、使い方に困ったときにインターネットで検索すると、解決策が見つかりやすいのが大きなメリットです。

書籍やYouTube動画、個人ブログなど、日本語の情報も非常に豊富です。「分からないことがあっても調べれば解決できる」という安心感は、初心者にとって心強いポイントではないでしょうか。

次に、WordPress以外の選択肢も公平に確認しておきましょう。

WordPress以外の選択肢と比較

WordPressが合わないと感じた方のために、代表的な代替ツールを3つご紹介します。それぞれ得意な分野が異なるので、あなたの目的に合うものがあるか確認してみてください。

Wix——手軽さ重視の方向け

Wixは、ドラッグ&ドロップ(かんたんに言うと、画面上で要素をつかんで移動する操作のこと)でサイトを作れるノーコードツールです。無料プランがあり、サーバー契約も不要なので、すぐにサイトを公開できます。

一方で、SEOの細かい設定やデザインの自由度はWordPressに比べると制限があります。「とにかく手軽に、費用をかけずにサイトを持ちたい」という方に向いています。

STUDIO——デザイン性を求める方向け

STUDIOは、日本発のノーコードツールで、デザインの自由度が高いのが特長です。洗練されたデザインのサイトを、コード不要で作れます。

ただし、ブログ機能や拡張性はWordPressほど充実していません。「おしゃれなポートフォリオサイトやブランドサイトを作りたい」という方におすすめです。

ペライチ——1ページ完結のサイト向け

ペライチは、1ページ完結型のサイトを作るのに特化した国産サービスです。操作がとてもシンプルで、ITに詳しくない方でも短時間でページを公開できます。

店舗紹介やランディングページなど、シンプルな1ページサイトであればペライチが適しています。ただし、複数ページの本格的なサイトには向いていません。

【リンク提案:Wix・STUDIO・ペライチの各公式サイトへのリンク】

自分に合いそうなツールは見つかりましたか。もし「やっぱりWordPressが気になるけど不安が残る」という方は、次のセクションをぜひ読んでみてください。

WordPressの不安はプロに相談すれば解消できる

ここまで読んで「WordPressに興味はあるけど、自分一人で管理できるか不安」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。実は、その不安は「プロに相談する」ことで解消できるケースがほとんどです。

セキュリティやメンテナンスはプロに任せられる

WordPressのセキュリティ対策やアップデート作業は、制作会社や保守サービスに依頼することができます。毎月の更新作業、バックアップの管理、トラブル時の対応など、技術的な部分をプロに任せれば、あなたはコンテンツの更新だけに集中できます。

多くの制作案件で見てきた中で、「自分で管理しなきゃ」と思い込んで不安になっていた方が、保守サービスを知って安心されるケースは非常に多いです。すべてを一人で抱える必要はありません。

目的に合った提案を受けることで失敗を防げる

「WordPressがいいのか、他のツールがいいのか」を自分だけで判断するのは難しいものです。HP制作のプロに相談すれば、あなたの事業内容や目的に合わせて、最適なツールの選定からサイトの構成設計まで提案を受けることができます。

プロの視点では、最初の段階で目的をしっかり整理できたサイトほど、公開後に成果が出やすいと感じています。一人で悩む時間が長引くよりも、早い段階でプロに相談する方が、結果的にスムーズに進むことが多いでしょう。

WordPressに関するよくある質問

WordPressについてよく寄せられる疑問にお答えします。

WordPressは時代遅れですか?

いいえ、WordPressは時代遅れではありません。たしかにWixやSTUDIOなど新しいツールが登場していますが、WordPressは今も世界のWebサイトの約40%以上で使われています(出典:W3Techs調査)。定期的にアップデートされており、ブロックエディタ(Gutenberg)の導入など進化を続けています。特にSEO集客やコンテンツ運用を重視するサイトには、今でも最適な選択肢の一つです。

WordPressの運用コストはどれくらいかかりますか?

WordPressそのものは無料ですが、レンタルサーバー代(月額500〜1,500円程度)と独自ドメイン代(年額1,000〜3,000円程度)が必要になります。有料テーマを使う場合は、一度の購入で10,000〜20,000円程度が相場です。トータルで見ると、「月額1,000〜2,000円程度」が個人や小規模事業者の一般的な運用コストの目安になります。

WordPressから他のツールに移行できますか?

移行は可能ですが、ツールによって難易度が異なります。WordPressにはエクスポート機能があり、記事データをXMLファイルとして書き出せます。ただし、デザインやプラグイン依存の機能はそのまま移行できないため、移行先での再構築が必要になるケースが多いです。移行を検討する場合は、事前にプロに相談するのがおすすめです。

まとめ

この記事では、「WordPressはやめた方がいい?」という疑問に対して、やめた方がいい人と向いている人の特徴をプロの視点からお伝えしてきました。最後に、重要なポイントを振り返っておきましょう。

まず、WordPressをやめた方がいいのは、「無料で作りたい」「短期間だけ使いたい」「更新する予定がない」「SEO集客に興味がない」という方です。こうしたケースでは、WixやSTUDIO、ペライチなどの代替ツールの方が手軽に目的を達成できます。

一方で、「事業用サイトを長期運用したい」「ブログで集客したい」「デザインや機能にこだわりたい」という方には、WordPressが今でも最も適した選択肢です。SEOに強く、拡張性が高く、情報が豊富という強みは、他のツールにはない大きなアドバンテージになります。

そして、WordPressの「セキュリティ」や「メンテナンス」に不安がある方は、プロに相談することで解消できます。すべてを一人で抱える必要はないということを、ぜひ覚えておいてください。

「自分にはどのツールが合うのかな」「WordPressにしたいけど設定が不安」——そんな小さな疑問でも大丈夫です。HP制作のプロに相談すれば、あなたの状況に合った最適な方法を一緒に考えることができます。

まずはお気軽にご相談ください。あなたのホームページ制作を、安心して進められるようサポートいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次