WordPressのフッターは、ブロックテーマではサイトエディター、クラシックテーマではウィジェットやテーマ設定で編集します。コピーライトだけ直したい場合でも、表示元を確認せずfooter.phpを変更するのは避けてください。
フッターは全ページに出ることが多いため、必要情報を整理し、標準機能で編集してからPCとスマホを確認します。
WordPressのフッターで編集できる項目
フッターはページ下部の共通領域です。主な項目には、運営者情報、補助メニュー、SNS、法的ページ、所在地、コピーライトがあります。
置く情報は次の5群で棚卸しします。
| 分類 | 例 | 判断 |
|---|---|---|
| 必須情報 | サイト名、運営者 | 現在の正式名称か |
| 補助導線 | 会社概要、FAQ | ヘッダーとの重複が多すぎないか |
| 信頼情報 | 所在地、連絡先 | 公開してよい情報か |
| 法的ページ | 規約、プライバシー | 実際の運用と一致するか |
| 外部導線 | SNS、関連サイト | リンク先と更新状況は正しいか |
要素を詰め込みすぎると、スマホで長いリンク列になります。利用頻度と重要度で絞ります。
WordPressフッターの編集場所を確認する
「外観」→「エディター」があるブロックテーマでは、Footerテンプレートパーツを探します。クラシックテーマでは「ウィジェット」「カスタマイズ」またはテーマ独自設定を確認します。
ヘッダーとフッターは管理方法が似ていますが、別のテンプレートパーツです。上部の変更は「ヘッダーの編集」で分けて確認してください。
方法を選ぶ目安は次のとおりです。
- サイトエディター:ブロックで構造とデザインを変更
- ウィジェット:テーマが用意した列へ内容を配置
- テーマ設定:コピーライトやSNSなど所定項目を変更
- 追加CSS:余白や色など見た目を補正
- 子テーマ・フック:標準UIにない処理を実装
ブロックテーマでフッターを編集する
WordPress公式では、フッターは複数テンプレートから再利用できるテンプレートパーツです。一般的な手順は次のとおりです。
- 「外観」→「エディター」を開く
- 「パターン」からテンプレートパーツのFooterを選ぶ
- リストビューで列、ナビゲーション、段落などを確認する
- 必要なブロックを追加・削除・並べ替えする
- リンク先とスマホ表示をプレビューする
- 保存対象にFooterが含まれることを確認する
共通Footerを保存すると、参照するページへ一括反映されます。ページ別に変えるならパーツを複製し、専用テンプレートに配置します。
ウィジェット・テーマ設定でフッターを編集する
クラシックテーマでは「外観」→「ウィジェット」にFooter 1、Footer 2などの領域がある場合があります。各列へ段落、ナビゲーション、画像などを配置し、保存後に公開画面を確認します。
コピーライト専用欄がテーマ設定にあるなら、そこを優先します。ウィジェットの列数、幅、表示順はテーマ依存です。「フッターウィジェット」で個々の配置方法を確認できます。
不要なウィジェットを消す前に内容を控えます。テーマ変更時はウィジェットが「使用停止中」へ移ることがあるため、移行後も確認してください。
フッターメニュー・SNSリンクを設置する
フッターメニューには、主要導線を再掲するより、規約や補助情報を整理します。ブロックテーマではナビゲーションブロック、クラシックテーマではメニューをFooterロケーションへ割り当てます。
SNSリンクは公式アカウントのURLを使い、古いアカウントや短縮URLを避けます。外部リンクを新しいタブで開く場合は、一貫した方針にします。アイコンだけでは目的が伝わりにくい場合、支援技術が読める名前も確認してください。
公開後はすべてのリンクを実際に開き、404、誤ったプロフィール、HTTPのままのURLがないか点検します。
コピーライト表記を変更・削除する
コピーライトは、テーマ設定、フッター内の段落ブロック、ウィジェットなど、表示元から変更します。一般的な形は、著作権記号、年、運営者名です。年の範囲や表記はサイトの方針に合わせます。
テーマ作者のクレジットを削除できるかは、テーマのライセンスと利用規約を確認してください。技術的に消せることだけを理由に変更しません。公式テーマでも、配布条件と表示上の推奨は別に確認します。
複数箇所へ同じ表記を置くと二重表示になるため、テーマ設定とテンプレートの両方を確認します。
コードでフッターを編集する場合の注意
親テーマのfooter.phpを直接編集すると、更新で上書きされます。構造変更が必要なら子テーマでテンプレートを上書きするか、テーマが用意するフックを利用します。
年号をPHPで出すだけでも、コードの配置場所、エスケープ、タイムゾーン、キャッシュを確認します。ショートコードを使う場合も、表示時に毎回実行されることと、提供元停止時にタグが残ることを考慮します。
本番で直接試さず、検証環境でPHP構文、全ページの閉じタグ、管理画面と公開画面を確認してください。
フッターが反映されない・崩れる場合
次の順で原因を分けます。
- 編集したFooterと表示中テンプレートのFooterが同じか確認する
- 保存が完了し、対象パーツが選ばれていたか確認する
- ウィジェットの配置先とテーマの列設定を確認する
- ブラウザー、プラグイン、サーバー、CDNのキャッシュを確認する
- CSSの幅、display、余白、折り返しを調べる
- 別テーマやビルダーのフッターが優先されていないか確認する
スマホだけ横にはみ出す場合は、長いURL、固定幅の画像、折り返さないメニューを疑います。ページによって違う場合は、テンプレートまたは表示条件を照合します。
よくある質問
テーマ機能が対応していれば利用できます。コードで実装する場合は、子テーマやフックなど更新で消えない場所を使い、サイトのタイムゾーンを考慮します。
表示元のテーマ設定やテンプレートで変更できる場合があります。ただしテーマ固有のクレジットを含むときは、利用規約と公式手順を確認してから変更します。
ブロックテーマでは別のFooterパーツを専用テンプレートへ配置できます。クラシックテーマではテーマの条件機能や子テーマでの分岐が必要になる場合があります。
まとめ
WordPressフッターは、ブロックテーマならテンプレートパーツ、クラシックテーマならウィジェットやテーマ設定から編集します。必要情報を先に棚卸しし、コピーライト、補助メニュー、SNS、法的ページを整理します。
親テーマの直接編集は避け、保存後は複数ページとスマホでリンク、折り返し、重複表記を確認してください。クレジットを変えるときは、表示場所だけでなくテーマの規約も確認します。