WordPressサイトを運営しているけれど、「PHPのバージョンって何?」「なんだか難しそう…」と感じていませんか?
管理画面に「PHPの更新を推奨します」と表示されて、どうすればいいか分からず不安になっている方もいるかもしれません。実は、PHPバージョンはWordPressサイトの安全性や表示速度に直結する、とても大切な要素なんです。
この記事では、WordPress制作実績500件以上、多くの初心者の方のサイト活用をサポートしてきた経験豊富なプロの視点から、WordPressとPHPバージョンの関係、確認方法、そして安全なバージョンアップ手順まで、どこよりも分かりやすく解説します。
この記事を読めば、PHPバージョンに関する疑問や不安が解消され、自信を持ってサイトを最適な状態に保つことができるようになります。安心してサイト運営に取り組むために、ぜひ最後まで読み進めてください。
WordPressとPHPバージョンの基礎知識:なぜ重要なのか?
WordPressサイトを運営する上で、PHPのバージョンは非常に重要です。しかし、「PHPってそもそも何?」「バージョンが違うと何が変わるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。まずは基本から理解していきましょう。
PHPとは?WordPressにおける役割を理解しよう
PHP(ピーエイチピー)は、WebサイトやWebアプリケーションを作るためによく使われるプログラミング言語の一種です。特に、WordPressのように、アクセスがあるたびにページの内容が変わる「動的なサイト」を作るのに適しています。
WordPressの本体自体が、このPHPという言語で書かれています。皆さんが普段見ているWordPressサイトのページは、裏側でPHPがデータベースから記事の内容や設定情報を取得し、それをHTMLという形式に変換して表示しています。つまり、PHPはWordPressサイトを動かすためのエンジンのような存在なのです。
PHPバージョンがサイトに与える影響
PHPも他のソフトウェアと同じように、定期的に新しいバージョンがリリースされます。新しいバージョンでは、主に以下の点で改善が行われます。
セキュリティ:古いバージョンは危険信号
PHPの古いバージョンには、セキュリティ上の弱点(脆弱性)が見つかることがあります。悪意のある攻撃者は、この弱点を狙ってサイトに不正アクセスしたり、改ざんしたりしようとします。PHPの開発チームは、脆弱性が見つかると修正版をリリースしますが、古いバージョンはサポートが終了すると修正されなくなります。
つまり、古いPHPバージョンを使い続けることは、自宅のドアに鍵をかけずに外出するようなもので、非常に危険です。WordPressサイトを守るためには、サポートされている新しいPHPバージョンを使うことが不可欠です。公式のPHPサポート情報(PHP Supported Versions)などを参考に、常にセキュリティリスクを意識しましょう。
パフォーマンス:新しいバージョンで高速化
新しいPHPバージョンは、処理速度が改善されていることが多くあります。同じWordPressサイトでも、PHPのバージョンを新しくするだけで、ページの表示速度が大幅に向上することがあります。
サイトの表示速度は、訪問者の満足度(UX)だけでなく、Googleなどの検索エンジン評価(SEO)にも影響を与える重要な要素です。PHPを最新の状態に保つことは、サイトのパフォーマンスを最大限に引き出すことにも繋がります。実際に、PHP 7系からPHP 8系にバージョンアップしただけで、サイトの応答速度が1.5倍以上になったという事例も報告されています(Webサーバーやサイト構成による)。
互換性:テーマやプラグインとの関係
WordPressの魅力の一つは、豊富なテーマ(デザイン)やプラグイン(機能追加)を使えることです。これらのテーマやプラグインもPHPで書かれています。
新しいWordPress本体やPHPバージョンに対応するために、テーマやプラグインの開発者も自身の製品をアップデートします。しかし、逆に言えば、あまりにも古いPHPバージョンを使っていると、最新のテーマやプラグインが正常に動作しなくなったり、そもそもインストールできなかったりする可能性があります。
使いたいテーマやプラグインが要求するPHPバージョンを確認し、サイト環境をそれに合わせることも重要です。
WordPressが推奨するPHPバージョンとは?
WordPressを安全かつ快適に利用するためには、WordPress自身が推奨するPHPバージョンを使うことが望ましいです。
最新の推奨バージョンを確認する方法
WordPressが公式に推奨するPHPバージョンは、WordPress公式サイトの「Requirements」ページ(WordPress Requirements)で確認できます。通常、PHPの最新安定版とその一つ前のメジャーバージョンが推奨されることが多いです。
また、お使いのレンタルサーバーのコントロールパネルなどでも、推奨されるPHPバージョンに関する情報が提供されている場合があります。
エックスサーバーの場合:PHPのバージョンについて
PHPバージョンのサポート期間(EOL)を知っておこう
PHPの各バージョンには、サポート期間が定められています。サポート期間には、バグ修正などが行われる「アクティブサポート」期間と、重大なセキュリティ問題のみ修正される「セキュリティサポート」期間があります。セキュリティサポートも終了したバージョンは「EOL(End of Life)」と呼ばれ、使用し続けるのは非常に危険です。
PHP公式サイト(PHP Supported Versions)で各バージョンのサポート期間を確認し、EOLを迎える前に新しいバージョンへ移行する計画を立てることが重要です。
あなたのWordPressサイトのPHPバージョンを確認する方法
現在お使いのWordPressサイトで、どのPHPバージョンが使われているかを確認する方法はいくつかあります。初心者の方でも簡単に確認できる方法からご紹介します。
簡単!WordPress管理画面から確認する手順
多くの場合、WordPressの管理画面から簡単にPHPバージョンを確認できます。
「サイトヘルス」機能を使った確認
比較的新しいWordPressバージョン(5.2以降)には、「サイトヘルス」という機能が搭載されています。
- WordPress管理画面にログインします。
- 左側メニューの「ツール」にカーソルを合わせ、「サイトヘルス」をクリックします。
- 「情報」タブをクリックします。
- 「サーバー」という項目をクリックして展開します。
- 「PHPバージョン」という欄に、現在使用中のバージョンが表示されます。推奨バージョンに関する情報も表示されることがあります。
この方法は特別なツールも不要で、初心者の方に最もおすすめです。
旧バージョン等:「サイトヘルス」機能が見当たらない古いWordPressバージョンの可能性があります。
レンタルサーバーの管理画面から確認する手順
WordPress管理画面に何らかの理由でログインできない場合や、より正確なサーバー側の設定を確認したい場合は、契約しているレンタルサーバーの管理画面(コントロールパネル)から確認します。
主要なレンタルサーバーでの確認方法(例:XServer, ConoHa WING, さくらのレンタルサーバなど)
多くのレンタルサーバーでは、サーバー管理画面にPHPのバージョンを確認・変更するメニューが用意されています。
- XServer(エックスサーバー): 「サーバーパネル」にログインし、「PHP Ver.切替」メニューを探します。ドメインを選択すると、現在のPHPバージョンが表示されます。
- ConoHa WING(コノハウィング): コントロールパネルにログインし、「サイト管理」>「サイト設定」>「応用設定」の中にある「PHP設定」で確認できます。
- さくらのレンタルサーバ: 「サーバーコントロールパネル」にログインし、「Webサイト/データ」カテゴリ内の「PHPのバージョン選択」で確認できます。
上記は一例です。ご利用のレンタルサーバーのマニュアルやヘルプページで「PHP バージョン 確認」などのキーワードで検索すると、具体的な手順が見つかります。500件以上のサイト制作経験から見ても、主要な国内レンタルサーバーであれば、ほぼ確実に管理画面から確認・変更が可能です。
サーバーパネルのどこを見ればいい?
サーバーパネルのメニュー名はサーバー会社によって異なりますが、「PHP設定」「PHPバージョン切替」「言語設定」といった名前のメニューを探してみてください。多くの場合、サイト(ドメイン)ごとにPHPバージョンが設定されているため、対象のドメインを選択してから確認する流れになります。
どうしても確認できない場合の対処法
上記の方法で確認できない場合、以下の方法を試すことができます。
- phpinfo() を利用する(※注意が必要): PHPの情報を詳細に表示する
phpinfo()
という関数があります。テキストエディタで<?php phpinfo(); ?>
とだけ書いたファイル(例:info.php
)を作成し、サーバーにアップロードしてブラウザでアクセスすると、PHPのバージョンを含む詳細情報が表示されます。 ただし、この情報は第三者に見られるとセキュリティリスクになるため、確認後は必ずファイルを削除してください。 初心者の方にはあまり推奨しません。 - レンタルサーバーのサポートに問い合わせる: 最も確実な方法の一つです。契約しているレンタルサーバーのサポートデスクに問い合わせれば、現在のPHPバージョンを教えてくれます。
PHPバージョンを確認することは、サイト管理の第一歩です。まずは「サイトヘルス」から試してみましょう。
WordPressのPHPバージョンを変更(アップデート)する完全ガイド
PHPバージョンの確認ができたら、次は推奨バージョンへの変更(アップデート)です。手順自体は難しくありませんが、サイトが表示されなくなるといったトラブルを防ぐために、事前の準備が非常に重要です。ここでは、安全にPHPバージョンをアップデートするためのステップを詳しく解説します。
アップデート前に必ず行うべき3つの準備
PHPバージョンの変更は、サイトの根幹に関わる作業です。万が一に備えて、以下の準備を必ず行ってください。これを怠ると、問題が発生した際に復旧が困難になる可能性があります。
準備1:サイトの完全バックアップを取得する
最も重要な準備です。PHPバージョンを変更した結果、サイトが真っ白(「500エラーやfatal error)になったり、エラーが表示されたりする可能性はゼロではありません。バックアップがあれば、問題が発生しても元の状態に戻すことができます。
バックアッププラグインの利用
WordPressには優秀なバックアッププラグインがたくさんあります。「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」や「BackWPup – WordPress Backup Plugin」などが有名です。これらのプラグインを使えば、数クリックでサイト全体のファイルとデータベースをバックアップできます。バックアップデータは、自分のPCやクラウドストレージ(Dropbox, Google Driveなど)にダウンロードしておきましょう。
サーバー機能でのバックアップ
多くのレンタルサーバーでは、標準でバックアップ機能を提供しています。サーバーパネルから手動でバックアップを取得したり、自動バックアップの設定を確認したりできます。プラグインでのバックアップと合わせて、サーバー機能でのバックアップも取得しておくと、より安心です。
準備2:PHPバージョンの互換性をチェックする
新しいPHPバージョンに変更すると、現在利用中のテーマやプラグインが対応しておらず、エラーが発生することがあります。事前に互換性をチェックしておくことが重要です。
利用中のテーマやプラグインの対応状況を確認
利用しているテーマやプラグインの公式サイトや配布ページ(WordPress.orgの公式ディレクトリなど)で、対応するPHPバージョンの情報を確認します。特に、長期間更新されていないテーマやプラグインは注意が必要です。もし、変更したいPHPバージョンに対応していない場合は、代替のテーマやプラグインを探すか、バージョンアップを見送る判断も必要になります。
準備3:ステージング環境でテストする(推奨)
可能であれば、「ステージング環境」と呼ばれるテスト用のサイトコピーを作成し、そこでPHPバージョンの変更を試すのが最も安全な方法です。
ステージング環境とは?
ステージング環境は、公開されている本番サイトと全く同じ内容を持つ、非公開の複製サイトです。ここでPHPバージョンを変更し、サイトの表示や動作に問題がないかを確認します。
テスト環境で安全に動作確認を行うメリット
ステージング環境でテストすれば、もし問題が発生しても公開中のサイトには影響がありません。安心して原因を調査し、対策を講じることができます。最近では、XServerやConoHa WINGなど、ステージング機能を簡単に利用できるレンタルサーバーも増えています。多少手間はかかりますが、特にアクセス数の多いサイトや重要なサイトでは、ステージング環境での事前テストを強く推奨します。私自身、クライアントのサイトで大きな変更を行う際は、必ずステージング環境で検証を行っています。
レンタルサーバーでPHPバージョンを変更する手順
事前の準備が完了したら、いよいよPHPバージョンの変更作業に入ります。通常は、契約しているレンタルサーバーの管理画面から行います。
主要レンタルサーバー別:具体的な変更手順
多くのレンタルサーバーでは、PHPバージョンの確認画面と同じ場所で、バージョンを選択して切り替えることができます。
XServerでの変更手順
- サーバーパネルにログインし、「PHP Ver.切替」をクリック。
- 対象のドメインを選択。
- 変更したいPHPバージョン(推奨されているバージョンが望ましい)を選択し、「変更」ボタンをクリック。
ConoHa WINGでの変更手順
- コントロールパネルにログインし、「サイト管理」>「サイト設定」>「応用設定」を開く。
- 「PHP設定」の項目で、利用したいPHPバージョンを選択し、「保存」をクリック。
さくらのレンタルサーバでの変更手順
- サーバーコントロールパネルにログインし、「Webサイト/データ」>「PHPのバージョン選択」を開く。
- 対象ドメインの「選択」をクリック。
- 変更したいPHPバージョンを選択し、「変更」ボタンをクリック。
その他のサーバーでの一般的な手順
上記以外のレンタルサーバーでも、多くは同様の手順で変更できます。「PHP設定」「PHPバージョン」といったメニューを探し、ドロップダウンリストなどから希望のバージョンを選択して保存(変更)する形式が一般的です。不明な場合は、各サーバーのマニュアルを参照するか、サポートに問い合わせましょう。
注意点: PHPバージョンの変更がサーバー全体に反映されるまで、数分程度の時間がかかる場合があります。
PHPバージョンアップ後に確認すべきこと
PHPバージョンの変更が完了したら、必ずサイトの動作確認を行ってください。
サイトの表示確認(トップページ、下層ページ)
まずはブラウザでサイトにアクセスし、トップページが正しく表示されるか確認します。次に、記事ページや固定ページなど、いくつかの下層ページも表示崩れやエラーが出ていないか確認しましょう。キャッシュが残っていると変更が反映されていないように見えることがあるため、スーパーリロード(Ctrl+F5 / Cmd+Shift+R)やブラウザのキャッシュクリアを試してください。
管理画面の動作確認
WordPressの管理画面にログインし、記事の投稿や編集、設定変更などが問題なく行えるかを確認します。特に、普段よく使う機能を中心にチェックしましょう。
プラグイン・テーマの機能確認
お問い合わせフォーム、EC機能、スライダー、SNS連携など、特定のプラグインやテーマが提供している機能が正しく動作しているかを確認します。互換性の問題は、特定の機能で顕在化することがあります。
ここで問題がなければ、PHPバージョンのアップデートは無事完了です。もし問題が発生した場合は、次の「トラブルシューティング」を参考にしてください。
PHPバージョンアップ時の注意点とトラブルシューティング
PHPバージョンのアップデートはメリットが大きい反面、予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。ここでは、よくある失敗例とその原因、そしてエラーが発生した場合の具体的な対処法について解説します。焦らず、一つずつ確認していきましょう。
よくある失敗例とその原因
私がこれまで多くのサイト制作や保守に関わってきた中で、PHPバージョンアップ時に見られた失敗例とその主な原因は以下の通りです。事前に知っておくことで、同じ失敗を避けることができます。
バックアップを取らずに進めてしまった
最も多く、そして最も致命的な失敗です。「たぶん大丈夫だろう」と安易に考え、バックアップを取らずにPHPバージョンを変更した結果、サイトが表示されなくなり、元に戻すこともできなくなるケースです。必ず、作業前には完全なバックアップを取得してください。
互換性チェックを怠った
利用中のテーマやプラグインが、変更後のPHPバージョンに対応していないことに気づかずに進めてしまうケースです。これにより、サイトが表示されなくなったり、特定の機能が動作しなくなったりします。特に、長年更新されていない古いテーマやプラグインを使っている場合は注意が必要です。事前にテーマ・プラグインの対応状況を確認し、必要であれば互換性チェックツールを利用しましょう。
いきなり本番環境で変更してしまった
ステージング環境などのテスト環境を用意せず、直接公開中のサイト(本番環境)でPHPバージョンを変更してしまうケースです。テスト環境であれば問題が発生しても影響は限定的ですが、本番環境で問題が発生すると、サイト訪問者に多大な迷惑をかけ、ビジネス上の損失につながる可能性もあります。可能であれば、ステージング環境での事前テストを強く推奨します。
エラー発生!こんな時はどう対処する?
もしPHPバージョンを変更した後にサイトに問題が発生した場合、慌てずに以下の手順で対処しましょう。
画面が真っ白(HTTP 500エラー)になった場合
サイトにアクセスすると画面が真っ白になったり、「Internal Server Error」「HTTP 500」といったエラーが表示されたりすることがあります。これは、PHPのプログラム実行中に致命的なエラーが発生した場合によく見られます。
デバッグモードを有効にして原因を特定
WordPressには「デバッグモード」という機能があります。wp-config.php
ファイル内の WP_DEBUG
の値を true
に変更すると、エラーの詳細情報が画面に表示されるようになります。これにより、どのファイル(テーマやプラグイン)のどの部分でエラーが発生しているのか、原因を特定する手がかりが得られます。(注意: デバッグ情報は訪問者にも見えてしまうため、原因特定後は必ず false
に戻してください。)
PHPバージョンを元に戻す
最も手っ取り早い対処法は、レンタルサーバーの管理画面からPHPのバージョンを元のバージョンに戻すことです。多くの場合、これでサイトは再び表示されるようになります。原因を特定してから再度バージョンアップに挑戦しましょう。
テーマやプラグインを一時的に無効化する
エラーの原因が特定のテーマやプラグインである可能性が高い場合、一時的にそれらを無効化することで問題が解決するか確認します。FTPクライアントソフトを使ってサーバーに接続し、wp-content
ディレクトリ内の plugins
フォルダや themes
フォルダの名前を変更(例: plugins_old
)すると、強制的に無効化できます。
特定の機能が動かなくなった場合
サイト全体の表示は問題ないものの、お問い合わせフォームが送信できない、スライダーが表示されないなど、特定の機能だけが動作しなくなるケースもあります。
プラグイン・テーマの互換性を再確認
その機能を提供しているプラグインやテーマが、変更後のPHPバージョンに本当 Hに対応しているか、再度詳細に確認します。開発元のサイトで最新情報をチェックしたり、サポートフォーラムなどを確認したりしましょう。
プラグイン・テーマの開発元に問い合わせる
互換性に問題がある、あるいは原因が特定できない場合は、該当するプラグインやテーマの開発元に問い合わせてみるのも有効です。エラーメッセージなどの具体的な情報を提供すると、解決策が見つかることがあります。
どうしても解決しない場合の相談先
自力での解決が難しい場合は、以下の相談先を検討しましょう。
レンタルサーバーのサポート
PHPバージョンの変更はサーバー側の設定が関わるため、まずは契約しているレンタルサーバーのサポートに問い合わせてみるのが良いでしょう。サーバー側の問題や、一般的な対処法についてアドバイスをもらえることがあります。
WordPress制作会社や専門家への相談
技術的な問題で原因究明や復旧が困難な場合は、WordPressに詳しい制作会社やフリーランスの専門家に調査・対応を依頼することを検討しましょう。費用はかかりますが、根本的な原因解決や、今後の予防策についてアドバイスを受けることができます。私たちのような経験豊富な専門家は、様々なトラブルシューティングのノウハウを持っています。
PHPバージョン以外にWordPressで注意すべき設定
安全で快適なWordPressサイト運営のためには、PHPバージョン以外にも以下の点に注意が必要です。
WordPress本体のアップデート
WordPress自体も、セキュリティ強化や機能追加のために定期的にアップデートされます。管理画面にアップデート通知が表示されたら、内容を確認し、基本的には速やかにアップデートを行いましょう。ただし、メジャーアップデート(例: 6.4から6.5)の場合は、テーマやプラグインとの互換性に影響が出る可能性もあるため、PHPバージョンアップと同様に、バックアップ取得と事前確認を行うのが安全です。
プラグイン・テーマのアップデート
利用しているプラグインやテーマも、開発者によって頻繁にアップデートされます。これらもセキュリティ修正や互換性対応が含まれることが多いため、こまめにアップデートすることが推奨されます。管理画面の「更新」メニューから確認・実行できます。
定期的なバックアップ
PHPバージョンアップ時だけでなく、日頃から定期的にサイトのバックアップを取得する習慣をつけましょう。予期せぬサーバー障害、操作ミス、サイバー攻撃など、何が起こるか分かりません。自動バックアップの設定をしておくと安心です。多くのレンタルサーバーやバックアッププラグインで自動化が可能です。
これらの基本的なメンテナンスを怠らないことが、WordPressサイトを長期的に安定して運営するための鍵となります。
まとめ:WordPressサイトのPHPバージョンを最適化して安全・快適なサイト運営を
今回は、WordPressサイトにおけるPHPバージョンの重要性から、確認方法、安全な変更(アップデート)手順、そしてトラブルシューティングまで、初心者の方にも分かりやすく解説してきました。
この記事のポイントをおさらいしましょう
- PHPはWordPressを動かす基本の言語であり、バージョンはセキュリティと表示速度に直結します。
- 古いPHPバージョンは脆弱性のリスクがあり、新しいバージョンはパフォーマンスが向上します。
- PHPバージョンの確認は、WordPress管理画面の「サイトヘルス」やレンタルサーバーの管理画面から簡単に行えます。
- バージョンアップ前には、必ずバックアップを取得し、テーマ・プラグインの互換性を確認することが鉄則です。可能であればステージング環境でテストしましょう。
- バージョンアップはレンタルサーバーの管理画面から行い、作業後はサイトの表示と動作を入念に確認してください。
- 万が一エラーが発生しても、慌てずにPHPバージョンを元に戻したり、デバッグモードで原因を調査したりするなどの対処法があります。
- PHPバージョン管理と合わせて、WordPress本体、テーマ、プラグインのアップデートや定期的なバックアップも忘れずに行いましょう。
PHPバージョンの管理は、少し専門的に聞こえるかもしれませんが、この記事で解説した手順に沿って進めれば、決して難しい作業ではありません。むしろ、これを適切に行うことで、あなたのWordPressサイトはより安全に、そしてより快適になります。
もし、「自分で作業するのは不安…」「エラーが出てしまって困っている」「そもそもWordPressサイトの管理をプロに任せたい」と感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
私はこれまで500件以上のWordPressサイト制作に携わり、多くの初心者の方がサイトを立ち上げ、活用していくお手伝いをしてきました。その経験を活かし、あなたのサイトが抱える問題の解決や、より効果的なサイト運営のための最適なご提案をさせていただきます。PHPバージョンのアップデート作業代行から、サイト全体の保守管理、新規サイト制作まで、幅広く対応可能です。まずはお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡いただければ幸いです。