WordPressバックアップの3つの方法を初心者向けにわかりやすく解説

初心者必見!WordPressバックアップ方法3つとおすすめプラグインを解説

「WordPressのバックアップ、やらなきゃと思っているけど、やり方がわからない」——そんなお悩みを抱えていませんか。大切なホームページのデータが消えてしまったら、と考えると不安になりますよね。

ご安心ください。WordPressのバックアップは、正しい方法を知れば初心者の方でもかんたんに設定できます。この記事では、WordPress制作のプロが、バックアップの基礎知識から具体的な方法、おすすめプラグインまでをわかりやすく解説します。読み終わる頃には、あなたのサイトを守るために「次に何をすればいいか」がはっきり見えているはずです。

この記事を書いた人

Webデザイナー・Webコンサルタント
Web制作会社、Web担当者を経て独立。17年以上の実務経験で培った制作スキルとSEOノウハウを活かし、現在はSTARRY代表としてWordPressサイト制作・集客サポートを提供。ランサーズ認定ランサー。ランキング上位受賞多数。

目次

WordPressのバックアップとは

WordPressのバックアップとは、サイトを構成するデータのコピーを別の場所に保存しておくことです。パソコンのデータを外付けハードディスクに保存するのと同じ考え方になります。

ホームページには、文章・画像・デザイン設定・お問い合わせフォームの設定など、たくさんの情報が詰まっています。これらのデータが何らかのトラブルで失われた場合、バックアップがなければ「ゼロからやり直し」になってしまいます。

バックアップデータがあれば、万が一のトラブルが起きてもサイトを元の状態に復元できます。実際の制作現場では、バックアップを取っていなかったためにサイト復旧に大きな時間と費用がかかるケースを見てきました。反対に、日頃からバックアップを取っていたサイトは、トラブル発生から数時間以内に復旧できていることがほとんどです。

WordPressを運用するなら、バックアップは必ず設定しておきたい作業のひとつです。では、なぜバックアップがそこまで重要なのか、具体的な理由を見ていきましょう。

WordPressのバックアップが必要な理由

WordPressのバックアップが必要な理由は、大きく分けて3つあります。どれもサイト運営をしていれば「いつ起きてもおかしくない」トラブルばかりです。

ハッキングやウイルスによるデータ改ざん

WordPressは世界中で広く使われているCMS(かんたんに言うと、サイトを管理するためのシステムのこと)です。利用者が多い分、悪意のある第三者から攻撃を受けるリスクも存在します。

ハッキングを受けると、サイトの内容が書き換えられたり、不正なページが埋め込まれたりすることがあります。バックアップがあれば、被害を受ける前の状態にサイトを戻すことが可能です。バックアップがなければ、改ざんされたデータを手作業で修復するしかなく、場合によっては完全な復旧が困難になります。

アップデート後の不具合

WordPressでは、本体やプラグイン、テーマ(かんたんに言うと、サイト全体のデザインテンプレートのこと)のアップデートが定期的に行われます。アップデートはセキュリティ強化のために重要ですが、まれに「更新したらサイトが表示されなくなった」という不具合が発生することがあります。

プロの視点では、アップデートによる不具合は珍しいことではありません。特にプラグイン同士の相性が原因で、画面が真っ白になるケースが見られます。こうした場面でバックアップがあれば、すぐにアップデート前の状態に戻せるので安心です。

カスタマイズ中の操作ミス

WordPressの見た目や機能を変更するカスタマイズ中に、誤って重要なファイルを上書きしてしまうこともあります。たとえば、テーマのコードを編集していて、意図しない変更を保存してしまうケースです。

このような操作ミスは、初心者だけでなく経験者にも起こり得ます。「間違えたらバックアップから戻せる」という安心感があるだけで、カスタマイズ作業にも落ち着いて取り組めるでしょう。

バックアップの重要性がわかったところで、次は「何をバックアップすればよいのか」を確認していきましょう。

WordPressでバックアップすべきデータ

WordPressのバックアップでは、大きく分けて「2種類のデータ」を保存する必要があります。どちらか一方だけでは、完全な復元ができないため注意してください。

1つ目は「ファイルデータ」です。これには、WordPressの本体ファイル、テーマファイル、プラグインファイル、そしてアップロードした画像や動画などのメディアファイルが含まれます。サーバー上の「wp-content」フォルダに格納されているデータが中心になります。サイトのデザインや機能を動かすために必要なファイル群と考えてください。

2つ目は「データベース」です。データベースには、投稿記事の本文、固定ページの内容、コメント、サイトの設定情報、ユーザー情報などが保存されています。記事をコツコツ書いてきた内容は、すべてこのデータベースに入っています。いわば、サイトの「中身」にあたる部分です。

多くの制作案件で見てきた中で、「画像はバックアップしたけど、データベースを忘れていた」というケースは少なくありません。この場合、サイトの見た目は復元できても、記事の本文が失われてしまいます。ファイルデータとデータベースの「両方」を必ずバックアップすることが大切です。

バックアッププラグインを使えば、この2種類のデータをまとめてバックアップできるので、初心者の方でも安心して対応できます。次に、バックアップを取るべきタイミングについて解説します。

WordPressのバックアップを取るべきタイミング

WordPressのバックアップは、「定期的な自動バックアップ」と「作業前の手動バックアップ」の2種類を組み合わせるのが理想的です。どちらか一方だけでは、十分な備えとは言えません。

まず、定期的なバックアップについてです。サイトの更新頻度にもよりますが、週に数回記事を更新するサイトであれば「毎日1回の自動バックアップ」がおすすめです。更新頻度が月に数回程度であれば、週1回でも問題ありません。プラグインを使えば、自動バックアップのスケジュール設定はかんたんに行えます。

次に、手動バックアップを取るべきタイミングは以下の3つです。

  • WordPress本体のバージョンアップ前
  • プラグインやテーマのアップデート前
  • テーマのコード編集やデザイン変更などのカスタマイズ前

特に「WordPress本体のメジャーアップデート」(かんたんに言うと、バージョン番号の大きな変更のこと)の前には、必ず手動でバックアップを取ってください。メジャーアップデートでは仕様が大きく変わることがあり、不具合が起きる可能性がやや高くなります。

実際の制作現場では、「作業前のバックアップ」を習慣にすることで、万が一のトラブルにも落ち着いて対処できています。自動と手動を組み合わせることが、サイトを確実に守るポイントです。それでは、具体的なバックアップの方法を見ていきましょう。

WordPressバックアップの方法3つ

WordPressのバックアップ方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選んでみてください。

プラグインを使う方法(初心者におすすめ)

最も手軽なのが、バックアップ専用のプラグイン(かんたんに言うと、WordPressに機能を追加する拡張ツールのこと)を使う方法です。専門知識がなくても、管理画面から数クリックでバックアップと復元ができます。

代表的なバックアッププラグインを3つかんたんに紹介します。

初心者なら「All-in-One WP Migration」。ワンクリックでバックアップが取れる、最もシンプルなプラグインです。むずかしい設定は一切なく、はじめてバックアップを取る人に向いています。

自動化したいなら「BackWPup」。スケジュールを設定すれば、毎日・毎週など決まったタイミングで自動バックアップしてくれます。「手動でやるのは忘れそう」という人に向いています。

復元まで備えたいなら「UpdraftPlus」。バックアップだけでなく、復元機能も無料で使えるプラグインです。「いざという時にちゃんと元に戻せるか不安」という人に向いています。

どれを選ぶべきか迷ったら「WordPressバックアッププラグインおすすめ3選」で比較表つきで紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

あわせて読みたい
初心者におすすめのWordPressバックアッププラグイン【2025年最新版】 「まさか自分のサイトに限って…」そう思っていませんか?しかし、Webサイトの世界では、予期せぬトラブルがつきものです。サーバーの不具合、誤操作によるデータ削除、...

レンタルサーバーのバックアップ機能を使う方法

多くのレンタルサーバー会社では、自動バックアップ機能を提供しています。エックスサーバー、ConoHa WING、さくらのレンタルサーバ、ロリポップなど、主要なレンタルサーバーには標準またはオプションでバックアップ機能が用意されています。

サーバーのバックアップ機能は、自分で設定する手間がほとんどかからないのが大きなメリットです。サーバー側で毎日自動的にバックアップを取得してくれるため、「バックアップの設定を忘れていた」というリスクを減らせます。

ただし、サーバーのバックアップだけに頼るのはおすすめしません。サーバー障害が起きた場合、バックアップデータも一緒に失われる可能性があるためです。「サーバーのバックアップ」と「プラグインによるバックアップ」を併用するのが、プロの視点では安心できる運用方法です。

手動でバックアップを取る方法

FTPソフト(かんたんに言うと、サーバーとパソコンの間でファイルをやり取りするためのツールのこと)を使ってファイルをダウンロードし、phpMyAdmin(かんたんに言うと、データベースを操作するための管理ツールのこと)でデータベースをエクスポートする方法です。

手動バックアップは、サーバーやプラグインに依存せず、自分で完全にコントロールできるのが特徴です。しかし、操作に専門知識が必要なため、初心者の方にはハードルが高いでしょう。

初めてバックアップを取る方は、まず「プラグインを使う方法」から始めることをおすすめします。続いて、バックアップを運用する際の注意点を確認しておきましょう。

WordPressバックアップの注意点

バックアップを設定したら「もう安心」と思いがちですが、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。ここでは、初心者の方が見落としやすい注意点をお伝えします。

まず、「バックアップデータの保存先を分散させる」ことが重要です。バックアップデータをサーバー内だけに保存していると、サーバーにトラブルが起きたときにバックアップデータも失われてしまいます。サーバー内に加えて、パソコンのローカルフォルダやクラウドストレージなど、別の場所にもコピーを保存しておきましょう。

次に、「バックアップが正常に取得できているか定期的に確認する」ことも大切です。自動バックアップを設定していても、サーバーの容量不足やプラグインのエラーで、バックアップが失敗しているケースがあります。月に1回程度は、バックアップのログ(かんたんに言うと、処理の記録のこと)を確認する習慣をつけましょう。

さらに、「古いバックアップデータを整理する」ことも忘れないでください。バックアップデータは蓄積されるとサーバーの容量を圧迫します。プロの視点では、直近1〜2か月分のバックアップを残し、それ以前のデータは不要であれば削除するのがおすすめです。

最後に、バックアップを取ったら「一度は復元のテストをしておく」と安心です。実際にトラブルが起きてから初めて復元を試みると、手順がわからず慌ててしまうことがあります。テスト環境(かんたんに言うと、本番サイトとは別の練習用の環境のこと)で復元手順を確認しておくと、いざというときにスムーズに対応できます。

それでは、バックアップに関するよくある質問にお答えしていきます。

WordPressバックアップに関するよくある質問

バックアップは無料でできますか?

はい、無料でバックアップを取ることは可能です。この記事でご紹介したAll-in-One WP Migration、BackWPup、UpdraftPlusはいずれも無料版が用意されています。無料版でも基本的なバックアップ機能は十分に使えるので、まずは無料版から始めてみるのがよいでしょう。より高度な機能(クラウドへの自動保存先の追加やサイト容量の制限解除など)が必要になった場合は、有料版を検討してみてください。

バックアップはどれくらいの頻度で取ればいいですか?

サイトの更新頻度によって適切な頻度は変わります。週に複数回記事を更新するサイトであれば毎日1回が理想的です。月に数回程度の更新であれば、週1回の自動バックアップでも問題ありません。加えて、WordPress本体やプラグインのアップデート前、カスタマイズ作業の前には、自動バックアップとは別に手動でバックアップを取っておきましょう。「自動」と「手動」を組み合わせることが大切です。

バックアップを取らないとどうなりますか?

バックアップがない状態でトラブルが起きると、サイトのデータを復旧できなくなる可能性があります。たとえば、ハッキングで記事データが改ざんされた場合、バックアップがなければ元に戻す手段がありません。何か月、何年とかけて作り上げたコンテンツが一瞬で失われるリスクがあります。実際の制作現場でも、バックアップを取っていなかったために復旧を断念せざるを得なかったケースを見てきました。バックアップは「トラブルが起きてから後悔する前に」設定しておくことを強くおすすめします。

※ このFAQセクションは、WordPressサイトにFAQ Schema(構造化データ)を設定することで、検索結果にリッチリザルトとして表示される可能性があります。

まとめ

この記事では、WordPressバックアップの基礎知識から具体的な方法、おすすめプラグインまでを解説しました。

WordPressのバックアップは、ハッキング・アップデート不具合・操作ミスといったトラブルからサイトを守るために欠かせない作業です。バックアップの対象は「ファイルデータ」と「データベース」の2種類があり、両方を保存することが大切です。

バックアップの方法は、プラグイン・レンタルサーバーの機能・手動の3つがあります。初心者の方には、かんたんに設定できるプラグインの活用がおすすめです。All-in-One WP Migration、BackWPup、UpdraftPlusの中から、ご自身のサイトの運用スタイルに合ったプラグインを選んでみてください。

バックアップは一度設定すれば、あとは自動で動いてくれます。保存先の分散やログの定期確認も忘れずに行いましょう。まだ設定していない方は、この記事を参考に、今日からバックアップを始めてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次